1970年、マーガレット・ハウエルが、メンズのシャツを発表。
マーガレット・ハウエル(MARGARET HOWELL)はイギリスのファッションブランド。現在はウィメンズ・メンズウェア、靴、アクセサリー(時計、財布、バッグなど)、ハウスホールドグッズなども手掛ける。
創業者のマーガレット・ハウエル(Margaret Howell)は、1946年、イギリス、サリー州生まれ。ロンドンのゴールドスミス・カレッジ卒業。卒業後、アクセサリーのデザイナーを経て、1970年、メンズのシャツを発表。
シャツのデザインを手がけるきっかけとなったのは、マーケットで見つけた男物のシャツに縫製、カッティング、着古した独特の風合いなど、素晴らしさを見出したことだった。プレスのかかったシャツが主流だった当時のイギリスで、糊の効いていない、ゆったりとしたシルエットのシャツを提案。これはブリティッシュ・ヴォーグでも取り上げられ、「英国の伝統を打ち破ったデザイナー」として高く評価される。
1977年、ロンドンのショッピングエリアとして有名なサウス・モルトンストリートに初のメンズショップをオープン。81年、日本に進出。96年、ロンドンファッションウィークにて初めてコレクションを発表。99年にはハウスホールドグッズのラインをスタート。
マーガレット・ハウエルのコレクションは、メンズ、レディースともに上質な素材をうまく使用し、着心地と機能性を重視、シンプルかつ清潔感のあるデザインが特徴。ブランド設立のきっかけにもなった、シャツへの評価が高い。「トラディショナルなアイテムに重きを置きながらも、素材やディテールなどでマーガレット流の斬新さを加えている」
2003年秋冬シーズン、MHLラインがスタート。
2008年、パリに初の路面店オープン。
2013年、エドウインとのコラボレーションデニムが登場。その後毎シーズン展開している。
2014年、イタリア国内1号店となるショップをフィレンツェにオープン。
2017年、ミズノの「M-LINE」をベースモデルとしたスニーカーを発売。2019年にはミズノとの水着やナイロンジャケットも登場。