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Birkenstock ビルケンシュトック

ビルケンシュトックは240年以上の歴史があり、世界の靴ブランドトップ5に入るだけではなく、世界で最も有名なドイツブランドの一つでもある。ビルケンシュトックの商品は世界90カ国、5大陸にまたがって販売されている。日本では特にサンダルの知名度が高く、代表的な製品として2本ストラップのサンダルのアリゾナ(Arizona)やクロッグのボストン(Boston)がある。

ビルケンシュトックの製品は足のアーチを考慮した形状のフットベッドを使用し、足にフィットするように作られているのが特徴で、主にサンダルの場合は靴底はコルクなどで作られ、履いているうちに使用者の足形になじむようになっている。足の甲を固定する部分は調整可能なベルト式(ストラップ)になっている場合が多く、デザイン性とともに機能性も重視されている。

日本ではその特徴から「健康サンダル」と呼ばれる(=混同される)ことが多く、またサンダルの割には高価であることから、一部の愛好者を除いて普及しなかった。しかし1990年代に入り、色やデザインのラインナップが増えたことで有名タレントが愛用するようになり、普及が進んだ。

現在では鼻緒型(トング)のサンダルや、木靴型(サボ、クロッグ)のサンダル、またサンダルのノウハウを生かした革靴やブーツも加わっているほか、流行に応じたブーツサンダル風の商品など、毎年新しい商品が発売されている。

2017年7月、日本での公式オンラインショップ「ビルケンシュトック オンライン ショップ」がオープン。

 

1774年 - ヨハン・アダム・ビルケンシュトック(Johann Adam Birkenstock)が、ヘッセン州ランゲン・ベルクハイム市の教会の公文書に「臣民の靴職人」として登録される。 
1896年 - ヨハンの孫で、シューマイスターであるコンラート・ビルケンシュトック(Konrad Birkenstock)は、シューズメーカーがカスタムシューズの製造に使用する最初の輪郭のインソールを開発。フランクフルトに2軒の靴専門店をオープンし、初めて柔軟性のあるフットベッド(インソール)の製造および販売を始める。
1925年 - コンラート・ビルケンシュトックは、ヘッセン州フリードベルクの大規模な工場を買収して同社を拡大。第二次世界大戦(1939-1945)の後、ビルケンシュトックのサンダルは、整形外科の支援のために帰還兵士の間で人気があった。
1963年 – カール・ビルケンシュトック(Karl Birkenstock)はこれらのインサートを靴に開発し、ビルケンシュトックサンダルのオリジナルプロトタイプを製作。 マドリードという柔軟な深みのあるフットベッドが取り付けられた医療用サンダルを発表し、コンフォートシューズ分野の基礎を確立する。フレキシブルなフットベッドで最初のスポーツサンダルを発表し、体操選手の間でアイコンとなった。