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Edward Green エドワード・グリーン

エドワード・グリーン(Edward Green)は、イギリス・ノーザンプトンに本拠を置く靴メーカーである。1890年創業。

機械製ながら少量生産・品質重視の経営指針を打ち出しており、パッケージにもこのことが表記されている。アッパーの色に茶を用いたり、製品購入時から何年も履き込んでいるような風合いを出すアンティーク加工を施すなどして、他の英国靴のメーカーと一線を画した製品を生産。

かつてはメーカーとして黒子に徹していたため、自社商品だけではなく、他ブランドの靴も多く生産していた。

日本での輸入代理店はリデア。

 

エドワード グリーンの魅力として真っ先に挙げられるのが完成されたラスト。現行の定番だけでなく、現在展開をしていない木型の中にも有名なものがいくつもある。

「606」は'90年代に登場したもので、ノーズが短めのスクエアトウが特徴。

「808」はジョン・フルスティックが生んだもので、ブランド再興の象徴となったラスト。

「505」はボリュームを持たせたカジュアルなイメージの木型だ。これらは現在、既製コレクションでは採用されていないが、木型を深く知れば、グリーンの魅力をさらに堪能できるだろう。