元ユニクロ店員のブログ

元ユニクロ店員のファッションブログです

Palace パレス

2010年にLev Tanju(レヴ・タンジュ)が立ち上げたイギリス発のインディペンデントブランド、Palace Skateboards(パレス スケートボーズ)。現在のスケートカルチャーにおいて、瞬く間に最注目ブランドの1つにまで成長した。その勢いはスケートボードシーンだけにとどまらず、ファッションの世界へも多大な影響力を持つ。A$AP Rocky(エイサップ・ロッキー)やJay-Z(ジェイ・Z)、Drake(ドレイク)、Virgil Abloh(ヴァージル・アブロー)、Rihanna(リアーナ)といった世界屈指のファッションアイコンたちが着用していることからも、その影響力の大きさを見ることができる。VHSのスケートビデオやTri-Fergロゴがトレードマークの同ブランドは、スケートボードやその他ハードグッズはもちろん、グラフィックTシャツをはじめとしたフルラインナップのオリジナルアパレルも展開。Silas(サイラス)やTonite(トゥナイト)で知られるFergus “Fergadelic” Purcell(ファーガス・ファーガデリック・パーセル)、かつてMo’Wax(モワックス)で活躍したWill Bankhead(ウィル・バンクヘッド)など、著名なデザイナーがデザインを提供している。Lucien Clarke(ルシアン・クラーク)、Chewy Cannon(チュウイ・キャノン)、Olly Todd(オリー・トッド)、Rory Milanes(ローリー・ミラネス)、Benny Fairfax(ベニー・フェアファックス)、Danny Brady(ダニー・ブレイディ)といった有名スケーターに加え、ライジングスターのBlondey McCoy(ブロンディ・マッコイ)が名を連ねる優れたスケートチームのおかげもあり、2011年には”European Skateboard Brand of the Year”を受賞。それ以降、Umbro(アンブロ)やReebokリーボック)、adidasアディダス)、Dover Street Market(ドーバー ストリート マーケット)などとのコレボレーションを発表している

Vetements ヴェトモン

■概要
ヴェトモン(VETEMENTS)は、デザイナーであるデムナ・ヴァザリア氏によって2014年に設立されたブランド。英語ではVETEMENTSと記載される。ラグジュアリー系ブランドの中では、現在世界で一番注目を集めているファッションブランドとして頭角を現した。VETEMENTSの代名詞とされるのは、ストリートファッションを意識した迫力あるビッグシルエット。この斬新なデザインはファッション業界でも話題になっている。ヴェトモンは、コレクションに応じてテーマを設定する形はとっていない。今ある洋服にインスピレーションを得たデザインや、実際にその服が着用された時に生み出される要素を大切にしている。シーズンには関係なく、洋服そのものと洋服の背景、すなわちどういった制作過程を経ているか、どのように着用されるのかを重視しており、そうした姿勢で展開されるヴェトモンのコレクションは、全世界から熱い注目を集めている。

■特徴
フランスのファッションブランドであるVETEMENTSの大きな特徴は、何と言ってもオーバーサイズのビッグシルエット。メンズラインとウィメンズラインを展開し、2015年の秋冬コレクションにおいて新作を発表した際には、男女を問わず沢山のファンを魅了したことで知られる。中でも、メンズファッションでは、日本でも数多くのファッショニスタに愛され、オシャレに敏感な人のマストアイテムとして注目を集めた。その勢いは衰えず、日本の代表的なミュージックパフォーマンス集団のメンバーや芸能人にもファンが存在し、ヴェトモンがプロデュースしたウェアを着用した写真をネット上にアップするなど、人気はさらに広がりつつある。個性的なアイテムが沢山揃っており、上手に着こなすことができればオシャレ上級者になる点がヴェトモンの魅力。このブランドの登場により、オーバーサイズのアイテムは決して若い世代に特化したものではないことが照明された。

■歴史
2014年、デムナ・ヴァザリア氏によって「ヴェトモン」が設立された。デムナ・ヴァザリア氏は様々なアワードでその才能が認められ、2015年にはフランスにおける「アンダム・ファッション・アワード2015」でファイナリストに選出されている。また、若手デザイナーの登竜門とされる「第2回LVMHプライズ2015」でも、セミファイナルにノミネート。さらに、2015年には「BALENCIAGAバレンシアガ)」のリクエストによって、アーティスティック・ディレクターへの就任依頼があり、今日に至っている。ヴェトモンは最も効率的かつ客観的な服作りを行うため、デムナ・ヴァザリア氏の要望でチーム体制で製作が行われている。デムナ・ヴァザリア氏を筆頭にデザインを担当するメンバーが4名、チーム全体では生産管理や広報、セールスなど16名のスタッフで編成される。彼らが生み出す斬新なスタイルは、世界中のファンから支持を集め続けている。

■デザイナー
VETEMENTSのデザイナーは、デムナ・ヴァザリア氏。グルジア出身の彼は、アントワープ王立芸術アカデミーのファッション科において2006年に修士号を取得している。翌2007年には、東京コレクションで自身のコレクションを発表。2009年からは「メゾン マルジェラ(メゾン マルタン マルジェラ)」のウィメンズコレクションでデザインを担当する。さらに、2013年からは「ルイ・ヴィトン」でもウィメンズのシニア・デザイナーを担当した。彼は「ヴェトモン」を2014年に設立した後、2015年に「バレンシアガ」のアーティスティックディレクターに就任。若手デザイナーの登竜門として有名なアワードでもファイナリストや上位に入賞し、才能が高く評価されている。

■商品ラインナップ
VETEMENTSが展開している商品は、「メゾン マルタン マルジェラ」をはじめ、「セリーヌ(CELINE)」や「バレンシアガ(BALENCIAGA)」、「ジバンシィ(GIVENCHY)」などにおいてキャリアを重ねた経験者チームで生み出される。袖の長いスウェットパーカーや、特徴的なデザインのカットオフデニム、オーバーサイズのトレンチコートなど、商品ラインナップも豊富。ベーシックアイテムであっても個性的なシルエットに仕上がっていたり、ディテールにこだわったアイテムなど、他のファッションブランドと差をつけられるラインナップが揃う。ヴェトモンの個性的なアイテムは、有名セレブはもちろん、世界中のファッショニスタの間で極めて高い評価を得ている。

Off-White オフホワイト

OFF-WHITE(オフ・ホワイト)は、アメリカにおいてヴァージル・アブロー氏がプロデュースを開始したハイエンドなストリートファッションブランドである。オフホワイトが展開しているアイテムには、バックプリントやフロントプリントなど随所に斜めの大胆なラインや「WHITE」という文字がデザインされている点が特徴で、オシャレに敏感な有名人の間で人気が高まった。日本においても人気アーティストやダンサーなど、男性女性を問わず多くの芸能人が着用したことから有名なファッションブランドとなり、今や「ラグジュアリーストリート」として世界中にファンを獲得しつつある。ファッション業界においては、オフホワイトのように短い期間で地位を築き上げたブランドが少なく、話題性だけでなく実力面からも高い評価がなされているブランドだ。直営店の数も徐々に増えており、日本でもブランドコンセプトを活かしたハイセンスな店舗が展開されている。

■特徴
OFF-WHITE(オフ・ホワイト)の大きな特徴は、ラグジュアリーテイストのストリートウェアという点である。従来のストリートファッションには備わっていなかった、上質素材と人目をひくデザインが魅力だ。 コンセプトとして「ラグジュアリーなストリートウェア」を掲げ、バリエーション豊かなコレクションを展開していることに加え、品質の高いストリートアイテムを提供し続けている。力強さが特徴のグラフィックデザインは、20世紀のモダニズム建築家であるミース・ファン・デル・ローエが生み出す作品からインスピレーションを得ている。人気に火が付いて以来、現在では世界各国で限定店舗のみで販売されており、入手困難となることが多い稀少なコレクションブランドとして知られる。外国のストリートセレブはもちろん、日本でも若者に人気が高い芸能人が愛用していることもあって、OFF-WHITE(オフ・ホワイト)の知名度が上がっている。メンズラインのアイテムが多いブランドだったが、次第に女性からもリクエストが増えるようになり、レディースラインのアイテムも用意されるようになった。

■歴史
OFF-WHITE(オフ・ホワイト)は、人気ヒップホップアーティスト「カニエ・ウェスト」のクリエイティブディレクターであるヴァージル・アブローによって、2014年の春夏シーズンからスタートした。2013年の12月頃、既にストリートファッション業界ではオフホワイトの存在が取り上げられていたが、翌年になるとオフホワイトのアイテムを求めて数多くのファンが店舗に押し寄せた。誕生してからまだ日が浅く、若いブランドであるにも関わらず、インパクトが強く機能性も充実しているオフホワイトのアイテムは次々に完売していくため、購入したくてもなかなか難しいファンも少なくなかった。海外のセレブリティや芸能人の間で注目されたため、このブランドの人気は世界各国に広がっている。

■デザイナー
OFF-WHITE(オフ・ホワイト)のデザイナーはヴァージル・アブロー氏。「カニエ・ウェスト」が高い信頼を寄せているクリエイティブディレクターだったが、自身のブランドを2014年に立ち上げるや否や世界中で注目され、現在も品薄の状況が続いているほどだ。ヴァージル・アブロー氏は、今ではラグジュアリー・ストリートウェアのキーマン的な存在となっているが、カニエ・ウェストのスタイルアドバイザーを担っていただけでなく、DJやギャラリーオーナーなど、マルチな才能があるデザイナーと言える。彼が手がけるオフホワイトのアイテムは、トップスでは「WHITE」という文字をバックプリントに入れ、ボトムスではフロントに施されている。全体としてはストリート系を意識しながら、非常にラグジュアリーなアイテムが多いのが特徴で、今やストリートファッション業界に限らず色々なファッション業界から注目を集めている。

■商品ラインナップ
オフホワイトでは、ストリートファッションに欠かせない存在であるパーカーが最も人気があるアイテムとなっている。オフホワイトのパーカーには、バックプリントに大きく「WHITE」の文字が入れられているため、一目見てこのブランドのアイテムだということが分かる。同様に、背中にロゴとデザインがプリントされているシャツもラインナップされている。丈はロングが多く、ストリート感を演出しやすいアイテムとして支持されている。また、ストリートウェアを展開するブランドだけに、ショーツジーパンにも定評がある。ストリートファッションのアクセントになるキャップも様々なデザインが存在し、トータルコーディネートできるようになっている。

Stussy ステューシー

ステューシー(Stüssy)とは、ボードシェイパーのショーン・ステューシー(Shawn Stussy)が、彼の仲間のためにデザインした数枚のTシャツから始まったアパレルブランドである。1980年、南カリフォルニアのラグナ・ビーチを拠点にしたサーフ・カルチャーから始まった。当初はレゲエミュージシャンやスケーター、ヒップホップミュージシャンやDJが好んだサーフブランドであったが、時が経つと共に有名なストリートブランドへと成長した。1990年、ソーホーにNYCチャプトをオープンした後、東京、ロサンゼルス、ロンドン、イタリアなどを中心にワールドワイドな販売を展開した。日本では主にサーファー、スケーター、ヒップホップ、裏原宿系ファッションの愛好家に人気がある。

COMME des GARÇONS コム・デ・ギャルソン

デザイナーは現在3人。川久保玲渡辺淳弥、栗原たお。

同社社長を川久保が、副社長を渡辺がそれぞれ務め、デザイナーが経営面においても責任を持つという姿勢を明確にしている。なお、同社常務は川久保の実弟である川久保理が就いている。以下はそれぞれのデザイナーの手掛けるブランドである(2011年A/W期現在)。

なお、川久保玲渡辺淳弥とでは、デザインへのアプローチが異なっており、前者は完成度の高いパターンを不可欠の前提とした上で、さまざまな表現を試みる傾向にあるが、後者は造形のハーモナイズを不可欠の前提とした上で、時々の関心の高い手法を加える傾向にある。栗原たお、両者とは異なるアプローチをしている。

川久保玲編集
COMME des GARÇONS(コムデギャルソン)

2000年春夏「エンフォースメント」(Enforcement)
2001年春夏「オプティカルパワー」(Optical Power)
2002年春夏「エスニッククチュール」(Ethnic Couture)
2003年春夏「エクストリームアンバランスメント」(Extreme Unbalancement)
2004年春夏「上等のアブストラクト」(Excellent Abstract/Astract Excellence)
2005年春夏「パンクバレリーナ」(Punk Ballerina/Ballerina Motorbike)
2006年春夏「ロストエンパイア」(Lost Empire
2007年春夏「キュビズム」(Cubisme)
2008年春夏「不協和音」(Cacophony)
2009年春夏「トゥモローズブラック」(Tomorrow's Black)
2010年春夏「反骨精神」(Adult Delinquent)
2011年春夏「動揺」(Bouleversé)
2012年春夏「ホワイトドラマ」(White Drama)
2013年春夏「クラッシュ」(Crushing)
2014年春夏「服でない服」(Clothes That Are Not Clothes)
2015年春夏「薔薇と血」(Roses & Blood)
2016年春夏「ブルー・ウィッチ」(Blue Witches)
2017年春夏「見えない服」(Invisible Clothing)
2018年春夏「マルチディメンショナル グラフィティ」(Multidimensional Graffiti)
2000年秋冬「ハード&フォースフル」(Hard & Forceful)
2001年秋冬「タブーを超えて」(Beyond Taboo)
2002年秋冬「ニッティングイズフリー」(Knitting is Free)
2003年秋冬「スクエア」(Square/Mental Pilgrimage)
2004年秋冬「ダークロマンス」(Dark Romance/the Power of Witches)
2005年秋冬「ブロークンブライド」(Broken Bride)
2006年秋冬「ペルソナ」(Persona)
2007年秋冬「キュリオシティ」(Curiosity)
2008年秋冬「バッドテイスト」(Bad Taste)
2009年秋冬「ワンダーランド」(Wonderland)
2010年秋冬「インサイドデコレーション」(Inside decoration)
2011年秋冬「ハイブリッドファッション」(Hybrid Fashion)
2012年秋冬「二次元」(Future's in Two Dimensions)
2013年秋冬「テーラリングの無限大」(The Infinity of Tailoring)
2014年秋冬「モンスター」(Monster)
2015年秋冬「別れの儀式」(The Ceremony of Separation)
2016年秋冬「18世紀のパンク」(18th-Century Punk)
2017年秋冬「シルエットの未来」(The Future of Silhouette)
2018年秋冬「キャンプ」(Camp)
COMME des GARÇONS COMME des GARÇONS(コムデギャルソン・コムデギャルソン)

COMME des GARÇONS noir(コムデギャルソン・ノアール)

COMME des GARÇONS HOMME PLUS(コムデギャルソン・オム プリュス)

2004年春夏「シンプルと実用」(Simple & Utility)
2005年春夏「ピンクパンサー」(Pink Panther
2006年春夏「リップ&タン」(Rip & Tongue)
2007年春夏「ゴールデンボーイ」(Golden Boy
2008年春夏「スーパーインポジション」(Super Imposition)
2009年春夏「ブラックイズベスト」(Black Is Best)
2010年春夏「ランダムコラージュ」(Random Collage)
2011年春夏「スカルオブライフ」(Skull of Life)
2012年春夏「テイラーリング・フォー・パンクス」(Tailoring for Punks)
2013年春夏「プアキング」(Poor King)
2014年春夏「孵化」(Hatching)
2015年春夏「反戦」(Anti War)
2016年春夏「壊れた仕立て」(Broken Tailoring)
2017年春夏「裸の王様」(The King Is Naked)
2018年春夏「ディスコ」(Disco)
2004年秋冬「彷徨える英国人」(Lost Englishman)
2005年秋冬「スポーツテーラリング」(Sports Tailoring)
2006年秋冬「バッドボーイ」(Bad Boy)
2007年秋冬「マイウェイ」(My Way)
2008年秋冬「タイムフォーマジック」(Time for Magic)
2009年秋冬「ファッションイリュージョン」(Fashion Illusion)
2010年秋冬「プロテクション」(Protection)
2011年秋冬「デカダンス」(Décadence)
2012年秋冬「男でも女でもない」(Neither Man nor Woman)
2013年秋冬「青年期の木」(The Tree of Youth)
2014年秋冬「ホーリージャケット」(Holy Jacket)
2015年秋冬「儀式の力」(The Power of Ceremony)
2016年秋冬「平和の鎧」(The Armor of Peace)
2017年秋冬「少年時代」(Boyhood)
2018年秋冬「ホワイトショック」(White Shock)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
COMME des GARÇONS HOMME DEUX(コムデギャルソン・オム ドゥ)

COMME des GARÇONS SHIRT(コムデギャルソン・シャツ)
 

 

COMME des GARÇONS GIRL(コムデギャルソン・ガール)

COMME des GARÇONS 青山ショップオリジナル

COMME des GARÇONS PARFUMS(パルファム)

10・corso・como COMME des GARÇONSオリジナル

PLAY COMME des GARÇONS(プレイ・コムデギャルソン)

COMME des GARÇONS 直営ショップオリジナル

BLACK COMME des GARÇONS(ブラック・コムデギャルソン)

COMME des GARÇONS EDITED(コムデギャルソン・エディテッド)

The Beatles COMME des GARÇONS

Wallet COMME des GARÇONS

渡辺淳弥編集
JUNYA WATANABE COMME des GARÇONS(ジュンヤワタナベ・コムデギャルソン)

COMME des GARÇONS JUNYA WATANABE MAN(コムデギャルソン・ジュンヤワタナベ・マン)

eYe COMME des GARÇONS JUNYA WATANABE MAN


JUNYA WATANABE COMME des GARÇONS MAN (PINK)

JUNYA WATANABE MAN bis


COMME des GARÇONS HOMME(コムデギャルソン・オム)

栗原たお編集
tricot COMME des GARÇONS(トリコ・コムデギャルソン)

Supreme シュプリーム

Supreme(シュプリーム)は、アメリカ合衆国スケートボードショップおよびファッションブランド。ニューヨーク・シティにて1994年に創業し[1]、スケートボード文化やヒップホップに影響を受けたアイテムで知られる。アメリカ国内ではブルックリン、ロサンゼルスにも店舗を展開している。

ブランドのトレードマークである赤地にFutura字体の白い文字というボックスロゴは、アメリカの現代アーティストバーバラ・クルーガーの作品よりインスパイアされたものである[2] 。
 
概要編集
ニューヨーク出身のイギリス人であるジェームズ・ジェビア(James Jebbia)が、19歳の頃にラファイエット・ストリートに一号店をオープンする[2]。当初はスケーター・ブランドのセレクトショップであったが、ジェビアがデザインしたオリジナルのTシャツが人気を博すようになった。

同年、ケイト・モスをモデルに起用したカルバン・クラインのモノクロ広告にSupremeロゴステッカーを貼るプロモーションで知名度を上げた。

コラボレーション編集
他ブランドやアーティストとのコラボレーションをよく行うことで知られている。コラボレーションしたブランドはナイキ、エア・ジョーダンコム・デ・ギャルソンザ・ノース・フェイスティンバーランド、リーバイスルイ・ヴィトン、ア・ベイシング・エイプ、ヒステリック・グラマー、アンダーカバーなどが挙げられる。スケートボードのアートワークを提供したアーティストとして、ハーモニー・コリン、H・R・ギーガー、デビッド・リンチ、マウリッツ・エッシャーラリー・クラークダミアン・ハーストなどの名前が挙がっている。

海外展開編集
イギリスのロンドン、フランスのパリに直営店がある。日本では東京に3店舗(原宿、代官山、渋谷)、名古屋、大阪、福岡に各1店舗と計6店舗が存在している。

Maison Margiela メゾン マルジェラ

1988年にマルタン・マルジェラが設立したフランスのファッションブランド。2015年1月にブランド名を「メゾン マルタン マルジェラ」から「メゾン マルジェラ」に変更。創業者のマルジェラは1959年ベルギー、ランブール生まれ。16歳からデッサンを学び、18歳でアントワープ王立美術アカデミーファッション科に入学。1984年、ジャンポール・ゴルチエのアシスタントとしてキャリアをスタート。3年間、ゴルチエのもとで経験を積む。1988年、独立し翌年にパリコレクションにデビュー。衣服の再構築など常識を覆すクリエーションは話題を呼び、「デストロイ・コレクション」と呼ばれた。1998年よりエルメスのレディースラインのデザインを手がける。1998年にはコム デ ギャルソンとのコラボレーションを発表。2008年、メゾン マルタン マルジェラとしての20周年アーカイブ展を東京にて開催。2009年、マルタン・マルジェラがメゾンのデザインには関わっておらず、デザインチームが担当していることが発表される。2014年、ジョン・ガリアーノがクリエイティブ・ディレクターに就任。2015年、「レプリカ」フレグランス・コレクションから新作を発表。

■概要
1988年に、ベルギー出身のデザイナーである、マルタン・マルジェラによって設立された、フランスのパリ発のファッションブランド。元々は、Maison Martin Margiela(メゾン マルタン マルジェラ)というブランド名であったが、2014年、クリスチャン・ディオールなどでデザインを担当していたこともあるジョン・ガリアーノのクリエイティブ・ディレクター就任を経て、2015年に、MAISON MARGIELA(メゾン マルジェラ)というブランド名に変更された。1989S/Sコレクションからパリコレクションに参加。このデビューコレクションでは、それまでの流行であったゆったりとしたシルエットに対して、スリムでタイトなシルエットのジャケットやボトムスを提案するといった常識を覆すクリエーションが一躍脚光を浴び、「デストロイ・コレクション」と称されるとともに、デビューコレクション以降もブランドの代名詞となっている。

■特徴
MAISON MARGIELA(メゾン マルジェラ)のデザインの特徴は、初参加したパリコレクションが「デストロイ・コレクション」と称されたように、「反モード」として捉えられることが多い。流行にとらわれない独自のファッションスタイルの提案はもちろんのこと、以前使ったコレクションを再利用するなど最新コレクションが必ずしも最新デザインに限らないことを示したり、割れたお皿で作られたベストやカットされたレコードを施したドレスなど、布以外の素材も積極的に取り入れたり、既成概念を覆すファッションを常に意識してきたブランドである。デザインのほかに、デザイナーのマルタン・マルジェラのファッション哲学が反映されたものとして、独特のブランドタグがある。ナンバーが並ぶその見た目から「カレンダータグ」とも呼ばれるMAISON MARGIELAのブランドタグは、白い糸で四隅が留められているだけなのが特徴で、すぐにでも外せるこのタグには、服の価値やブランドの意味を常に問い続けたマルタン・マルジェラの姿勢が反映されている。

■歴史
1988年、Maison Martin Margiela(メゾン マルタン マルジェラ)スタート。1989S/Sパリコレクションに初参加し、「デストロイ・コレクション」として注目される。はじめはレディースラインのみだったが、1999 S/Sからはメンズラインも開始した。1998S/Sのコレクションにてコム デ ギャルソンとのコラボレーションを発表したり、2000年にブランド初の店舗を東京に開業したりするなど、特に日本での知名度が高くなる。日本以外では、2002年にベルギーのブリュッセルとフランスのパリに店舗を持ち、この頃からグローバルな店舗展開が行われるようになった。2008年、20周年アーカイブ展が東京にて開催されている。2009年、マルタン・マルジェラではなく、デザインチームがデザインを担当していくことが発表された。その後、2014年にクリエイティブ・ディレクターとして、ジョン・ガリアーノを迎え、翌年、MAISON MARGIELA(メゾン マルジェラ)へと改名された。

■デザイナー
ブランドの創設者であり、2008年までデザイナーをつとめたマルタン・マルジェラは、1959年ベルギー生まれ。アントワープ王立美術アカデミーにて学んだ後、1984年から3年間、ジャンポール・ゴルチエのもとでアシスタントとして経験を積んだ。1988年に独立し、現在のMAISON MARGIELA(メゾン マルジェラ)を設立、1989S/Sのパリコレクションでコレクションデビューを果たした。自身のブランドのほかに、1997年から2003年まで、エルメスのレディースプレタポルテのデザインも手掛けている。ファッション業界に多大な影響を与えたマルタン・マルジェラだが、インタビューですらFAXで応じるなど、メディアへの露出はほとんどなく、謎に包まれた人物とされる。一方、現在、MAISON MARGIELAにて、クリエイティブ・ディレクターをつとめるジョン・ガリアーノは、ジバンシィクリスチャン・ディオール、自身が創設したジョンガリアーノなどでデザインを担当していた人物である。

■商品ラインナップ
洋服のほか、財布やバッグ、シューズ、香水などにいたるまで、幅広く商品展開している。レディース、メンズともに、シーズンごとにリリースされる洋服類は、各シーズンのコンセプトを反映したものが多いが、定番商品も少なくない。中でも代表的なものが、売り上げの一部がエイズの撲滅やエイズ患者へのサポートとして寄付される「エイズTシャツ」である。1994年に発売されて以来毎シーズン販売され、高い人気を誇っている。また、日本の伝統的な履物である足袋から着想を得た「タビ」もブランドのアイコン的存在としてシリーズ化されており、ブーツやサンダル、バレエシューズなど様々な形でリリースされてきた。また、タグの白い糸が映えるシンプルなレザー製の財布やバッグも人気商品となっている。

■日本での活動
ブランド初の店舗が2000年に東京で展開されて以来、東京をはじめとし、日本各地にて、店舗展開されている。東京にある主な店舗としては、恵比寿や表参道などに旗艦店があるほか、Dover Street Market Ginza、伊勢丹新宿店、GINZA SIX、銀座三越、などにも店舗がある。また、ユナイテッドアローズドゥーズィエムクラスバーニーズニューヨーク、エディションなどの多くのセレクトショップの一部店舗で、MAISON MARGIELA(メゾン マルジェラ)の商品を扱っている。東京以外では、仙台や広島、大分、大阪、名古屋、金沢など、日本各地に10店舗以上の直営店があるほか、デパート内の店舗や一部商品を扱うセレクトショップも多い。