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Porsche ポルシェ

ポルシェ(ドイツ語: Porsche A.G. )は、ドイツの自動車メーカーである。正式な社名は Dr. Ing. h.c. F. Porsche AG であり、日本語に直訳すると、 「F (フェルディナント) ・ポルシェ名誉工学博士株式会社」となる。

 

本社はドイツ南西部のシュトゥットガルト。高級スポーツカーとレーシングカーを専門に開発・製造し、中でも1963年に発売されたスポーツカー「911」は改良を重ねながら製造・販売されている。2018年現在、同国のフォルクスワーゲングループに属する。

 

フォルクスワーゲン・タイプ1を設計した技術者フェルディナント・ポルシェにより、デザイン事務所として設立された(設立年については1930年[1]、1931年[2]と諸説あり)。フェルディナントは、一般的な乗用車のみならずエレファント重駆逐戦車のような戦車のデザイン等も行った。

1948年9月には息子であるフェリー・ポルシェによって同社初の車356.001が製造・販売され自動車メーカーになった。

その後も設計・エンジニアリングの仕事も続けており、メルセデス・ベンツ・500Eの設計と生産、メルセデスベンツ・C11の最終セッティング[3]、ボルボ・960[4]やアウディ・RS2アバント[5]のエンジンチューンなどが知られている。

エルンスト・フールマンによると「ポルシェが他メーカーのために引き受けている設計開発の仕事は、総売り上げの10%に達している。どんなメーカーの仕事をしているのかとよく聞かれるが、関係のないメーカーを数えた方が早いくらいだ。それに、最近では政府に依頼された仕事もある[6]」という。また月面車は設計料5000万ドルでポルシェが設計した[7]。

ポルシェ一族は依然として同社の大株主ではあるものの、1971年に経営から手を退き、同社は同族経営から脱却している。このときポルシェの技術者だったポルシェ博士の孫(娘ルイーザの子)フェルディナント・ピエヒ(元フォルクスワーゲングループ会長)、同じく孫(フェリーの子)でデザイナーだったブッツィ・ポルシェ(後にポルシェデザイン社長)も会社を去っている。

2005年、歴史的に関係の深い大手自動車会社フォルクスワーゲンの株式の20%を取得。2008年11月時点で持ち株比率は約43%となり、事実上同社を傘下に収めた。その後も、金融機関から必要に応じて株式を追加取得できる権利も含め、約75%まで買い増す方針であったが、資金繰りに行き詰まり、逆にフォルクスワーゲンがポルシェを買収するかたちで2011年半ばをメドに経営統合することが一旦決まった。しかし、ポルシェのフォルクスワーゲン株式取得をめぐる訴訟問題の解決が長引いたため、経営統合に遅れが生じた。2012年8月1日にフォルクスワーゲンが全てのポルシェ株式を取得し、ポルシェはフォルクスワーゲンの完全子会社となった。

ポルシェエクスクルーシブというサービスを展開中。これは、正規店での新車オーダー時にインテリアやエクステリアの各パーツやカラーをカスタマイズしてくれるというもの。また、ポルシェテクイップメントでは正規の販売店を通じてさまざまなアクセサリーを提供している。

ポルシェのエンブレム(紋章)は、本社のあるシュトゥットガルト市バーデン=ヴュルテンベルク州の紋章を組み合わせたものとなっている(中央の跳ね馬はシュトゥットガルト市の紋章から。その外側の左上と右下にある鋸の歯状をした模様はバーデン=ヴュルテンベルク州の紋章に描かれた鹿(の角)を、右上と左下の赤い縞は知を、全体の金色の地色は豊穣を表す麦の色にちなんでいる。なお日本ではポルシェというとメルセデス・ベンツアウディのようにメーカー全体の車種を指すことが多い。