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Brooks Brothers ブルックス・ブラザーズ

ブルックス・ブラザーズ(英語: Brooks Brothers)は、アメリカ合衆国で創業された世界最古の紳士服販売店およびそのブランド。現在では紳士服に限らず婦人服や子供服なども手掛けている。1818年にブルックス家によってニューヨークで創業され、現在は世界の眼鏡市場で独占的な地位を築いているルクソティカグループの御曹司であるイタリアの大富豪クラウディオ・デル・ヴェッキオが所有している。

 

ラルフ・ローレンやJ.プレスなどと並んで、アメリカン・クラシック・スタイル(アメリカン・トラディショナル・スタイル)の代表ブランドと位置づけられており、アメリカでは最も歴史のある衣料品店として2018年には創業200周年を迎える。エイブラハム・リンカーンジョン・F・ケネディバラク・オバマなど古くから現在に至るまで多くの歴代アメリカ大統領に愛され、リンカーンが暗殺されたときに着ていたのも、ブルックス・ブラザーズで誂えたコートであった。

レップ・ストライプ・タイ(逆向きのレジメンタルタイ)、ポロカラー・シャツ(ボタンダウンシャツ)、ナンバー・ワン・サック・スーツ(I型スーツ)をはじめて世に出したことでも有名である。

 

1818年、ヘンリー・サンズ・ブルックスがニューヨークでH. & D. H. Brooks & Co.として創業。1833年にヘンリー・サンズ・ブルックスが死去、長男のヘンリー・ジュニア・ブルックスが経営を受け継ぎ、1845年にはアメリカで初めてレディ・メイド(既製品)のスーツを販売。1850年、ヘンリー・ジュニア・ブルックスの弟であるエドワード、エリシャ、ダニエル、ジョンのブルックス兄弟らが経営を受け継ぎBrooks Brothersに改名、同時に、リボンで吊り下げられた子羊のロゴ(ゴールデン・フリース)が導入された[2]。

アメリカ国外への事業展開は、1979年の日本が最初[2]。その後はしばらく国外進出はなかったが、近年はインターネットを介した売上げが多い地域である、イギリスやフランスなどのヨーロッパ、中国や韓国などのアジアへ進出している[2](2008年時点[3])。

日本法人である株式会社ブルックス ブラザーズ ジャパンは、本国のブルックス・ブラザーズダイドーリミテッドとの合弁会社である。