元ユニクロ店員のブログ

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UNDERCOVER アンダーカバー

1990年、デザイナーの高橋盾が一之瀬弘法と文化服装学院アパレルデザイン科在学中「アンダーカバー」を設立。

アンダーカバーは日本のファッションブランド。

メンズラインは過去、アンダーカバイズムのブランドネームで発表されていたが、2015年に統合され、アンダーカバーとして展開。セカンドラインとして、ウィメンズの「スーアンダーカバー(SueUNDERCOVER)」とメンズの「ジョンアンダーカバー(JohnUNDERCOVER)」がある。リンゴをモチーフとした"ギラップル(GILAPPLE)"がアイコン。

アンダーカバーの服は、かつてカルト的な人気と生産が限られていることから入手困難になり、プレミアがついた。アンダーカバーのデザインについてデザイナー本人はストリートとモードの間にあると語っていた。「セックス ピストルズ」に強く影響を受けていること、本人もパンクの影響を非常に受けていると語るようにパンクファッション的なテイストがアンダーカバーのファッションにも見られるが、いわゆるパンクテイストのファッションではない。

 
何重にも重ねられたレイヤード調のものに、独特なカラープリント、フェミニンなスタイル、シャビールック(素材がボロボロのもの)などのデストロイ系のものなどテーマに合わせて様々な手法を試みており、マルタン マルジェラ、コム デ ギャルソンコム デ ギャルソン、ヴィヴィアン・ウエストウッドなどのデザインともやや共通するものがある。

影響を受けたデザイナーはコム・デ・ギャルソン川久保玲だと高橋盾は語っている。
アンダーカバーの沿革・歴史
創業者の高橋盾は1969年、群馬県桐生市に生まれる。セックスピストルズのジョニー・ロットンに似ていることから「ジョニオ」と呼ばれる。

89年、文化服装学院アパレルデザイン科に入学し、90年、在学中に一之瀬弘法(ヴァンダライズのデザイナー)と「アンダーカバー」を開始。在学中には後輩「BOUNTYHUNTER」の岩永ヒカルとともに、「東京セックスピストルズ」というセックスピストルズコピーバンドを組んでいた。高橋盾はボーカル。

91年、卒業すると同時に渋谷クワトロ内のビリーにて服の卸をスタートさせる。 93年、「A BATHING APE(ア ベイシング エイプ)」のNIGOと共に原宿竹下通りに「NOWHERE」をオープン。1994年秋冬より東京コレクションに「アンダーカバー」で参加。1994年、有限会社「アンダーカバー」を設立。また同年、藤原ヒロシと「A.F.F.A.」を立ち上げる。しかし、1年半で活動を休止。(これを97年に再開するが、また半年で活動休止。)A.F.F.A.は、「Anarchy Forever Forever Anarchy」の略で、「無政府主義よ永遠に!」の意味。手刷りプリントのTシャツが人気となる。

95年、アンダーカバーのオンリーショップ「NOWHERE LTD」オープン。同年レディースとメンズを本格的にスタート。 97年には2年間休止していたショーを再開。同年、毎日ファッション大賞で新人賞を受賞。 2000年1月、株式会社「アンダーカバー」を設立。 2001年、第19回毎日ファッション大賞を受賞。2003年春夏、パリコレクションにデビュー。

2008年、大阪・梅田の阪急百貨店「メンズ館」にスタイリストで有名な野口強の呼びかけで、アンダーカバー、N.ハリウッド、ナンバーナインヒステリックグラマーが集結したセレクトショップ「クアドロフェニア」がオープンした。

2009年春夏、メンズラインのアンダーカバイズム、パリにて展示会形式でコレクションを発表。2010年、NIKEとのコラボレーションで「GYAKUSOU(ギャクソウ)」をスタート。

2012年、ユニクロと2シーズンに合わってコラボコレクション「UU」を発売。(2015年はキッズラインが限定復活した。)

2013-14年秋冬シーズン、セカンドラインとして、ウィメンズの「スーアンダーカバー(SueUNDERCOVER)」とメンズの「ジョンアンダーカバー(JohnUNDERCOVER)」を同時スタート。

2014年、"ギラップル(GILAPPLE)"を持ったハローキティ(HELLO KITTY)が登場。

2016年、「キース(KITH)」カーハート(CARHARTT WIP)や「ノンネイティブ(nonnative)」とコラボ。ザ・パーキング銀座にて発売した。

2017年、フット ザ コーチャーの「S.S.SHOES」をベースにしたコラボシューズを発表。

2018年1月、アンダーカバーとタカヒロミヤシタザソロイスト.が2018-19秋冬メンズウェアコレクションを合同ショーで発表する。